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2021.1.23
ラーショで朝から「地獄」つけ麺を食べる【ラーメンショップ 堀切/堀切菖蒲園駅】

  • ウマつけ認定店
  • 葛飾区
  • 青砥・四つ木・堀切
ラーメンショップ堀切の地獄ネギチャーシューつけ麺
  • スープの特徴
    トロトロ ラーメンショップ系
  • 麺の特徴
    縮れ麺
  • 麺の太さ
    中太-中細
  • かえし
    醤油
  • 出汁
    鶏 豚

せきどです。

やっぱり寒い時期って、激辛のつけ麺を食べたくなるんですよね。去年の年始も確か、中本で激辛食べて腹痛にやられた記憶があります。今冬も激辛つけ麺をかなり食べたのですが、紹介したいお店がまだたくさんあるのでなかなか記事にするには至ってないのですが、今回は激辛が食べられるラーメンショップを紹介したいと思います。

 

ラーメンショップ堀切の外観写真

 

ということで、今回は堀切にやってきました。

ラーメンショップ堀切は、堀切菖蒲園駅の北、綾瀬駅の南、ちょうど両駅の中間地点あたりにあるラーメンショップです。以前はもうちょっと北側に位置していましたが、2019年秋に立退のためこちらに移転されています。このあたりは小道の雰囲気がとても良いんですよね。綾瀬駅、堀切菖蒲園駅共にラーメン/つけ麺を提供するお店が結構多いので(そういえばつけりきさんが紹介していたつけ麺 陽も堀切菖蒲園駅近くですな)たまに来るのですが、来るたびに小道を散歩しています。

そう、ラーメンショップ堀切に来るのはまだ2回目。営業時間が7:00-15:00という超朝型店舗のため、俺とは相性が悪く行きたくてもなかなか行くことができないのです。しかしながら、徐々に生活リズムが遅れる俺は1ヶ月に1度程度、一周回って朝早く起きて夜ちゃんと眠くなるという超健康的なボーナスタイムがあり、さらにそのタイミングとラーメンショップ行きたい欲が重なった時、ここラーメンショップ堀切に来ることができるのです。

 

ラーメンショップは本当にお店によって営業時間や形態が異なるのですが、朝型の営業が多いですよね。本店のグッドモーニングラーメンショップも6:00-13:00という営業時間。俺が高校の頃通っていたラーメンショップも、確か9:00-17:00だったような気がします。逆に夜から明け方までやってるラーメンショップもありますが。

これは俺の経験での話ですが、朝からやっているラーメンショップは、朝マジで並びます。特に肉体労働系の仕事をしている兄貴たちのオアシスとなっている店が多いです。ラーメンショップ堀切も同様に、ちょっとタイミングがズレれば5人、10人待ちができるのですが、今回は運良く空いた時間にノーウェイトで入ることができました。

 

ラーメンショップ堀切の卓上写真

 

卓上はこんな感じ。席はL字型のカウンターのみ、8席ほど。水はセルフサービスです。食券ではなく席から注文するシステム。壁一面に大きく見やすい文字でメニューが貼られてあります。ご存知、椿食堂管理の加盟店であるため(ここら辺は以前のラーショの記事を参照してもらえれば)調味料はラーメンショップで良く見かける布陣ではありますが、一つちょっと珍しいものが。

 

ラーメンショップ堀切のたまりラー油の写真

 

こちらの「たまりラー油」。自家製こだわりのラー油なのだそう。ラーメンショップは店舗によって調味料やメニューにオリジナリティがあるのもまた良いですよね。堀切では他にも、「チャレンジメニュー」というものがありましたが、こちらは今はやっていない模様です。そしてなにより、タイトルにも前述にもあるように、激辛系が食べられるんです。その名も「地獄」。

ペヤングでも同じ名前のやつがありましたが、俺にとってあれはもう食べ物ではありませんね。ペヤングの激辛系はどうしても出るたびに食べてしまいますが、ENDから先は食べ物ではない、ただの刺激物だという結論に至っております。

 

ラーメンショップ堀切の「地獄」は、果たして食べ物なのでしょうか。

 

ラーメンショップ堀切の地獄ネギチャーシューつけ麺

地獄ネギチャーシューつけ麺 並 1,350円

 

赤い、赤いぜ・・・。

そしてやっぱりラーメンショップといえばこの器のデカさ。浅めで広めというこの作りの器、結構好きです。

 

ラーメンショップ堀切の地獄ネギチャーシューつけ麺のつけ汁の写真

 

まず気になるのはやはりつけ汁の暴力的な赤さ。激辛といえど、これくらい赤いスープはかなり珍しいのではないでしょうか。しかし見た目とはやや異なり、かなりジュルリな感じの、豚骨系のうまそうな香りがします。具材などはなく、ややとろみのあるスープの上にゴマが少し浮いている程度です。

 

ラーメンショップ堀切の地獄ネギチャーシューつけ麺の麺皿の写真

 

そして麺の皿の方。本部しか材料を知らないと言われる調味料「クマノテ」と共に和えられている、ラーショの看板的存在のネギですが、堀切のネギはめちゃくちゃぶっといです。白髪ネギというよりはネギの短冊切りというレベル。すごいレベルでネギを感じます。

また、ネギに隠れてその存在感がやや薄れておりますが、わかめもかなり大判。サイズが違えば味も食感もまた変わってきますよね。

 

その他、引き締まった俺好みのチャーシューが5枚に、味玉、海苔が1枚。それらの豪華なトッピングの下に、麺が潜んでいます。中太のやや縮れ。麺量は最大3玉まで増量することができます。

 

実食

ウマつけ認定

 

これは、程よい辛さ!一番好きな辛さです。

俺にとって、のちに腹痛になることなく、しっかりと唐辛子を楽しめる限界量くらい。非常にベストな辛さです。

 

ラーメンショップ堀切の地獄ネギチャーシューつけ麺の麺リフト写真

 

見た目の赤さに正直若干引いてすらいたのですが、食べてみると一番最初に感じるのは辛さというよりは豚骨スープの旨み。その後、じんわりとだんだん辛さが出てくるのと、啜る際に喉にやや刺激があるくらいの感じ。ラーメン/つけ麺ってマジで辛いと啜った瞬間にむせるんで啜らない方が良いのですが、このつけ麺なら啜れる。水を合間に挟まなくてもいけちゃうくらい。そして塩気もちょうど良く、麺の具合もジャスト。辛さを押し出しているメニューでも、これだけ丁寧に作られているのはさすがです。これは普通に美味しい。

 

ラーメンショップ堀切の地獄ネギチャーシューつけ麺のチャーシューアップの写真

 

トッピングですが、やはりネギの食感がとても良い。サイズがかなり大きい上、朝まだちょっと頭の片隅が寝ている状態で口があまり開かないということもあり食べるのにやや苦労しますが、頑張って食べるとシャキッとした食感に加え、ネギの味が口の中に広がり、たまりません。ラーショのネギってなんでこんなにうまいんだろうなぁ。それに加え、朝からこんなん食っちゃって良いのかよ、という罪悪感もまたええスパイスになりますわ。

チャーシューもいい意味で肉肉しく、脂身なども一切なくうまいんです。やや大きめの5枚、グラムにすればそこそこあるとは思いますが、全然重くないんですよね。地獄の釜につけまして食していきます。

 

途中、自家製のたまりラー油をつけ汁にぶちこむと、これまたコクが一気に出て味にグッと厚みが増します。この後は在宅での仕事で人に会う予定もないため、にんにくもラージャンも入れながら、少しずつ味変して楽しんでいきます。

しかしながら、食べている合間に外をみると朝ラー、朝つけを求めて待ち列が出来ていたため、待たせては行けないと最後はもうガガっと抑え込みまして、完食です。食べ終わった後でもスープを啜れるほどの辛さ。マジでちょうど良い。

 

これくらい美味しい地獄なら、俺通うよ、地獄に。ぬるいぬるい。

いや〜、美味しかった。ごちそうさまでした!

 

ラーメンショップ堀切の地獄ネギチャーシューつけ麺のメニューの写真

 

ということでまあ、ネタバラシをしますと、今回頼んだのは2辛。つまり地獄に片足しか突っ込んでいなかっただけなのです。最大10辛までいけるのですが、4辛の時点でブートジョロキアが入るらしいので、10辛はおそらく俺的には人間の食べ物じゃないという結論に至りそうです。いけて5辛くらいじゃなかろうか・・・。

幽遊白書の魔界の奥に行くほど強い妖怪が出てくるみたいな話ですが、やはり地獄の層は厚いぜ・・・。

 

激辛マニアでまだ食べたことのない方がいましたら、ぜひ行ってレビューをお願いします!

 

ラーメンショップ 堀切

咳戸
咳戸
「つけ麺食べたい!」のライター兼管理人。正装はファミ通のTシャツ。鶏清湯と風情のあるお店が好き。

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