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どうも、せきどです!
今回は墨田区押上、スカイツリー駅からダッシュで1分もかからない場所にある老舗の麺屋、「ありあけ」さんを紹介します。BS「町中華で飲ろうぜ」にて坂ノ上茜さんと、ゲストのシンガーソングライターの堂島孝平さんがやってきたお店です。
撮影が下手で上手に文字が見えませんが、ライトアップされた看板には「ラーメン 長崎チャンポン」の表記。住まいが近くのため以前から気になってはいたのですが、つけ麺はないと思っていたためなかなか来ることができませんでした。ありました、つけ麺。
閉店30分前くらいの入店だったからか、店主はリラックスモードで客席でぼーっとしておられました。店主と奥さんの夫婦船での経営のようでしたが、愛想も非常におおらかで素敵な印象を受けます。
お客さんは俺を入れて3人。みなさん常連さんのようで、思い思いにお酒を飲んで店主や奥さんと話したり新聞を読んだりしています(※緊急事態宣言前の訪問です)。いいな〜、こんな感じのまったりした空間。座って卓上を見てみると灰皿がありましたので、喫煙も可能のようです。
メニューはこんな感じ。定食を置いているような中華料理屋とは異なり、メインは麺類。ラーメン、チャンポン、皿うどん、焼きそばといった麺類以外にはチャーハン、中華丼、天津丼、カレーライスといったご飯ものがある感じ。半チャーハンは単品500円ですが、セットで頼むと400円になるとのことです。
やっぱり下町の中華そば屋さんに来たんだから、半チャンつけ麺でしょう!と迷いなくオーダーしました。
つけ麺 650円 半チャーハン 400円
スープは昔ながらのあっさり醤油。ラーメンに比べると醤油の色が強いため塩気もそこそこあるかと思いましたが、麺をつけてみると優しさあふれる程よい塩梅でした。もやしとネギが浮いていまして、麺を啜りながらもシャキッとした食感がアクセントになって小気味良く食べることができます。
麺は町中華らしく非常にシンプルな中細ちぢれ麺。太陽、ラーメンショップひだかあたりの記事でも書いたかもしれませんが、この小さ目な平皿に乗ったちぢれ麺を見ると本当にテンション上がります。トッピングは刻みのりが振りかけられているのみ。食感は町中華あるあるで結構柔めかと思いきや、意外としっかり歯応えもあり啜った時の喉越しも心地よい感じです。
そしてチャーハン。これも塩気は控えめの優しいチャーハンでした。紅生姜を混ぜて食べるともう勝ちが確定した感じ。気がつけば蓮華がどんどん口へと動いていくのです。ガツガツいってしまう。
写真でも分かるだろうし誰でも言えるようなことなのですが、本当に素朴で優しいんです。あっさりしていますが醤油の味も程よく、胡椒がよく合う懐かしの味わい。半チャーハンとセットで考えれば物足りなさはほとんどありません。合間に挟むもやしもまた、若干のノスタルジーを感じる良いアクセントになっていて、ありきたりではありますが「こういうのでいいんだよ」という言葉が出てしまう感じです。
そしてスープの底からチャーシューが出てきた時は、無いものだと思っていたのでちょっと感動しました。味が染み込んでくたくたになった崩れるタイプの柔らかいチャーシュー。めちゃくちゃ美味しいです。最後まで美味しくいただきました。ごちそうさまです!
時代とともにマイナーチェンジをしながら試行錯誤を繰り返し順応していくお店も、昔から変わらない味をずっと作り続けているお店も、どっちもとても好きです。今度は「町中華で飲ろうぜ」のメインキャストの浅草キッドの玉袋筋太郎さんにも是非きてレビューしてほしいなぁ。
気になる方は是非足を運んでみてください!
当記事は新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発令される以前の飲食、撮影を元に作成しております。また、宣言下に訪れた店舗の記事につきましても政府の要請、方針に則った上で作成しております。なお、非常事態宣言の影響で営業時間・定休日が記載と異なる場合がございますのでご注意ください。