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つけ麺食べ歩きマン、せきどです!
辛いつけ麺って、なぜかどうしてもたまに食べたくなりませんか? 俺自身、中本の冷やしやラーメンショップ堀内店の地獄つけ麺、井の庄の辛辛魚など、激辛系のつけ麺記事を書いている理由の一つとして、無性に辛いつけ麺が食べたい時があるんです。そしてなんか知らないけどそういう時ってちょっと辛い程度じゃだめで、ガッツリ辛いのがどうしても食べたくなるんですよね。
今回はそんな辛いものエピソードの一つとして、京成立石にある麺屋さん「まっちゃんラーメン 麺や 一筋」というお店で起こった事件についてご説明いたします。
まっちゃんラーメンは、京成立石駅からダッシュで2分程度、駅前に直結している商店街の一角にある麺屋さんです。このお店の作りがかなり面白く、、、
ちょっとわかりづらいのですが商店街の向かいにも同店舗があるんです。こちら2軒まとめて1店舗のようで、調理場は母屋に、券売機は離れにある感じ。そしてなんと二階席もあるんです。そのため坪的には非常に小さな店舗なのですが席数はかなり多いし、仲間連れでも問題なさそう。
店内はこんな感じ。とにかく奥行きがないのですが、なんというか狭き故の趣はめちゃくちゃあります。ゴールデン街のような。店主さんの調理も見えますが、小窓のような感じで全容は全くわかりません。
こちらがブラックラーメンの紹介ポスターなのですが、左下に7段階の辛さが示されています。ポイントは4番目「普通(激辛)」です。どうやらこのお店では、普通が普通に激辛なんだそうです。一番最後は地獄五丁目(極限)。
ちなみにこのポスターを発見したのは注文後でした。確か店主さんに「辛いけど大丈夫?」みたいなことを言われたのですが、二つ返事でオーケーした気がします。
そのほかにも昭和初期発行と思われるサンデー毎日の表紙っぽいものが貼られているなど、全体的に非常に趣深い店内なのです。佇まいといい出てくる料理といい、唯一無二の店舗って感じですな。
ブラックつけ麺 味玉 チャーシュー 1250円
味玉チャーシューなしの、デフォルトのブラックつけ麺は850円です。
俺、結構つけ麺を食べてきたんですが、こんなにおどろおどろしい見た目のスープは割と初めてみた気がします。なんなんだこのグリンピースみたいなものは・・・。スープ中央部に浮かぶ黒いものが「ブラック餡」と呼ばれる激辛餡でして、赤いスープ部分はまだ辛さはましなのだとか。
スープ中の具は正直、豆腐くらいしかしっかりとわかりませんでしたが、とにかく色々と入っています。香辛料の香りがすごすぎて、なんかおっさんみたいな匂いがするんです。なんだこれ、おっさんみたいな香りがするな〜と思ってたのですが、しっかり混ぜ合わせると豚骨のコク深い香りが前面に出てきたので、めちゃくちゃほっとしました。
ほっとして一口食べてみると、悶絶。すごい辛い・・・。普通(激辛)と言っても、中本の北極くらいだろうと思ってたのですが、北極辛さ2倍くらいのレベルで辛いんです。マジで普通でよかった・・・!調子に乗って1段階あげてたら、俺匙を投げていたかもしれない・・・!
味もかなり主流の辛つけ麺とは異なる感じで、どちらかというと四川風麻婆豆腐のそれに近いものがあります。
麺は食べ応え、食感の強い太麺です。トッピングはチャーシュー4枚に味玉。チャーシューは一枚一枚しっかり食べ応えのあるサイズになっていまして、いつもならちょっと多いな〜と思うレベルなのですが、麺量がそこまでガッツリしているというわけではなかったため、総合的にはちょうど良い塩梅だと思いました。
というより、太麺、分厚いチャーシューで本当に助かりました。これがもう少し弱かったら、辛味に対する逃げ場がなくて大変なことになっていた気がします。
啜りません。店内の注意書きにもしっかり書いてありましたが、慣れていない人はむせるので啜らない方が良いと思います。ゆっくりわしわしと食べていくのですが、めちゃくちゃ辛いにもかかわらず、麺の甘みやスープの旨味をしっかり感じることができるんです。これは本当にすごい。
後半はもう、涙鼻水ドバドバで唇ヒリヒリの状態ですが、辛さに関しては麻痺ってくるのでなんだかんだで体へのダメージはあれど、最後まで美味しく食べられました。それでもスープは流石にしっかり飲めなかったな〜。ごちそうさまです!ドヤ顔で颯爽と帰ったのですが、家に帰ってからお腹が地獄でした。しかも翌日まで・・・。
ちなみにこちらのまっちゃんラーメン、激辛メニューだけでなく豚骨醤油に豚骨魚介、限定麺など、辛くないメニューも豊富にあるため、辛いものが苦手だけどお店の雰囲気を味わいたいっていう方でも全然大丈夫です。気になる方は是非行って、食べてみてください!