沿線
エリア
好み
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今回は渋谷駅から道玄坂を歩いて登っていくと15分ほど、京王井の頭線の神泉駅からはダッシュで1分圏内の場所にある、こちらのお店に来ました。
うさぎ。2007年開店とのことで、もう10年以上の実績のある人気店です。大塚にある「子うさぎ」や、板橋にある「うさ担」もこちらのうさぎから派生したお店なんだそうです。「担々麺」がメインのお店が強いのですが、創始店であるこちらのうさぎでは「醤油ラーメン」が一番上に表記されています。
以前ご紹介した牡蠣のつけ麺を提供する「Tonari」はこの付近にあります。
店内は奥に長い作りとなっていまして、かなり落ち着いた雰囲気のカウンタータイプ。お酒でも飲みたくなるような大人のおしゃれな空間です。最近俺こういうお店とのバッティング率が高いですが、いっつも夜仕事を残しているのでぐっとこらえています。これは感情がドカンと爆発してがっつり酒を飲み翌日後悔するというイベントが近づいている気がします。
はい、もう見た目が美味しい。
つけ汁は量的にはかなり少なめなんじゃないでしょうか。その分、味は濃いと見ました。綺麗な鶏清湯スープの上は5mmほどの鶏油の膜に覆われています。穂先メンマと三つ葉がのっている他は一切の濁りがない美しい見た目です。
はやし田のような丸鶏のみで作った系かと思いきや、匂いはかなり違います。香味野菜の香りが食欲を引き立ててくる感じです。
麺皿には鶏、豚のチャーシューと、強めに火が通った味玉が。肝心の麺は国産小麦100%仕様の中太平打ち麺とのことです。
うまい!
鶏清湯のメインストリームとはやっぱり味わいが全く違います。香味野菜の香ばしさが強く、魚介の出汁がさらに味の深みを出しているように思われます。また、醤油もしっかりと香って来まして、鼻抜けが本当に爽やか。つけ汁の量からしても、やはり予想通り塩気は強めに作られているのですが、さっぱりしているので全く気になりません。麺との相性も抜群で、小麦の香りも相乗してより一層麺が美味しく感じられます。
それにしても全体的にやっぱりすごいなぁと思うのは香りですな。鼻に抜ける感じもそうですが、スープから香ってくる匂いが本当に良い。
チャーシューは低温調理。しっとりしていて簡単に噛み切れるくらいの柔らかさ。つけ汁につけて食べると絶品です。個人的には鶏チャーシューより、豚肩ロースの方が好きな感じでした。
これは非常に贅沢なつけ麺をいただくことができました。ごちそうさまです!
ちょっと奥まって、上り下りする立地ですが、気になる方はぜひ行って食べてみてください!