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東京も23区によって、つけ麺偏差値ってかなり変わってくると思うんです。僕もまだつけめなーとしては若輩ですが、少しずつ偏差値的なものがあることはわかってきました。そんな中で今現在つけ麺偏差値で完全に首位を爆走している区は、個人的に台東区で間違い無いです。
上野は鴨to葱、まだいってないけどずっと行ってみたい名店さんじ、蔵前のラーメン改、浅草は与ろゐ屋と、区としては狭い中、いろんなジャンルで実力の高いつけ麺がそれぞれ人気を博しているのです。
それでもなおまだまだ未開の店があるのが嬉しい。今回つけ麺を食べたのはこちら。
浅草仲見世という古くからの好立地でありながら、ホームページやSNSなどでも積極的に情報発信をしているしっかりした個人営業店です。あれぐらいしっかりしたwebマーケティングをしている店ってそんなに無いのでたゆまぬ営業努力が見られます。
しかも、何といってもこの店はラーメンの安さを売りにしてまして、このご時世、しかも浅草の仲見世という観光地でありながらラーメン一杯がなんとたったの400円!
400円でこのボリュームである。
なんということでしょう・・・。そしてここら麺亭はつけ麺が非常に美味しいという評判もあったので、もうワクワクしながらお邪魔しました。
入って食券を購入。SNSのイメージとは全く異なり、無骨な店主が無言で、しかしやわらかく接客をしています。卓上は非常に綺麗でして、調味料は胡椒と一味と酢と醤油。非常に一般的な見た目となっています。
そして待ちに待ったつけ麺の到着です。
め、めちゃくちゃうまそう!
つけ汁は全てのトッピングをぶち込んでいくスタイル。チャーシューや味玉などの他に、ワンタンもがっつり3個入っています。そして焦がし玉ねぎでしょうか、非常に香ばしい香りがたまりません。
麺は細くもなく太くも無い感じ。しかしその味は食べてみないとわからない、とは言わせません。なんたって名物製麺所、浅草開化楼の麺です。「開化楼?」っていう人のために説明しますと、僕が好きな店でよく使われている製麺所さんでして、ユニークなwebサイトがまた良いんですよね。
このブログでお邪魔したのは、神田勝本、与ろゐ屋、大至、弁慶・・・などなど、普通にハズレのない店ばかり。この時点で安心と信頼の麺です。
うまい、めちゃくちゃうまいぞ!!
初めて食べた味の方向性。甘いんですよ。すき焼きの割り下みたいな感じで。その甘辛系のスープに、酸味が効いて非常にうまい。焦がしたまねぎのアクセントが最高です。
出汁にかんしても素晴らしい。これだけ透き通ったスープなんだから、かなり時間をかけて仕込んでいるはず。もっとあっさりしているかと思いきや、動物性の出汁がガツンときて、パンチある味わいなのです。
なによりも、ワンタンがめちゃくちゃうまい。スープにめちゃくちゃ合うんです。たまらんわこれ。おそらく今まで食べたワンタン入りつけ麺の中でも、1位2位を争うくらいワンタンがうまい。
そしてスープ割り。スープ割りに行き着くまでがうますぎたため、正直あんまり味を覚えてません。
うわー、こんなうまくて安い店が浅草にあったとは・・・。マジで侮れません。文句なしの緊急激ウマ指定店です。
ワンタンが入った緊急激ウマ指定店