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どうも、せきどです!
今回紹介するつけ麺は、国立にある老舗の麺屋、ラーメンショップの一杯です! 多くのラーメンショップはロードサイドに位置してドライバーが利用するイメージが強いですが、こちらのラーメンショップは住宅地にポツンとたたずみ、長年地元に愛されてきた麺屋さんなのです。
場所は国立駅北口から西へ4分ほど。創業はなんと1985年。俺が生まれた時にはすでに、ここでは麺を啜られていたと考えると非常に感慨深いですな。営業はお昼間のみでして、今回は昼下がりにお邪魔したのですが、客足が途絶えないんですよね。行列にはなりませんが、常に8割くらい席が埋まっていました。
コンクリと石で形成された階段に、年季のある看板。
ベンチには手書きのメニュー、消毒液は店の外に置かれてありました。向かって右側には明治スカットのベンチと、公衆電話、自動販売機。昭和のまま時が止まったような外観で、非常に趣深く歴史を感じる佇まいに心が躍ります。
店内はテーブル席、カウンター席が入り乱れた作りとなっています。今回はテーブル席へ。こちらのラーショはおばちゃんが一人で切り盛りしていますので、タイミングを見計らって注文しましょう。にしても、雪崩のようにやってくるお客さんを一人でしっかり捌いているのがまたすごいんです。
メニューはわかりやすく壁に貼ってあります。ツケメンは醤油とミソの2種類。トッピングはチャーシュー、ネギ、のり、わかめ、味付け玉子の5つ。味玉が80円というのが素晴らしい。おばちゃんの手作り餃子も気になりますな。ビールは味玉がセットでついてくるそうです。
ツケメン 並 650円 チャーシュー 400円 ネギ 100円 味玉 80円
スープは数あるラーメンショップの中でもかなりさっぱりしていまして、後味も非常にすっきりした脂の少ないタイプ。乳化も弱めで透き通っています。一口啜ると止まらなくなる優しいスープでして、割らなくてもどんどん飲めちゃう感じです。
トッピングは追加で頼んだ味玉、チャーシュー、ネギのほか、小口葱とわかめ、ごまが散っています。このわかめとごまが本当に美味しいんですよね。わかめスープみたいな味わい。
麺はややウェーブがかった細麺。歯応えもしっかり感じられる茹で加減となっていまして、全体的に武蔵小金井にある◯つばき食堂のつけ麺にかなり近い印象です。
確かにラーメンショップの豚骨醤油なのですが、全体的に非常に優しく、お年寄りまで安心して食べられそうな感じがします。優しいから薄味かと言われるとそんなことはなく、麺との絡みもとてもいい感じ。途中でスープを啜りたくなる、最高のバランスです。
トッピングも美味い。ネギも味付けが気持ちよく歯応えもしっかりシャキッとしていまして、味玉も固めに茹でられている黄身をレンゲの上でほぐしてスープと一緒に食べるのがたまりません。なによりチャーシューの柔らかさがちょうど良い・・・。弾力がありながら、しっかり噛み切れるんです。ラーメンショップはお店に寄ってチャーシューもかなり個人差があるのですが、こちらのチャーシューは量もあり柔らかく、味もしっかり染み込んでいてめちゃくちゃうまい!
う〜む、それにしてもこれだけのお客さんを一人で捌くとは、めちゃくちゃ疲れそう・・・。お忙しいかと思いますが、これからも定期的に通いますので、頑張ってほしいです!
ごちそうさまでした! 気になった方は是非足を運んでみてください!