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先日、どうしても食べたかったので仕方なく、新橋の名店「纏」にいってまいりました。
初めて纏に訪れたのは、上京したての頃だったためもう4年以上前だったと思います。その時はラーメンを食べにきたので、つけ麺のためにやって来るのは初めて。
なぜ、「仕方なく」なのか。
それは、この店めっちゃ並ぶんです。
僕は並ぶのが苦手なのです。
ということでこの日、開店11時ジャストに店に向かったところ、すでに外待ちの方が7名ほど。
すでに席は埋まっているので、まだまだ時間がかかりそうです。ちなみに平日です。
で、見てもらったらわかる通り、纏はものすごく奥まった場所にあるため、外待ちはこの狭い路地。
仕方がないのであらかじめダウンロードしておいたクソゲーで時間を潰すこと30分。やっと席まで案内させてもらいました。
卓上には七味と胡椒、そして有機玄米酢。
くう〜、相変わらず粋ですな。
これくらい味が支持されている店だからこそできる、無骨な卓上です。
僕の先客3人が、みんなつけ麺を頼んでいました。纏はラーメンでもめちゃくちゃ人気なんですが、なるほど、つけ麺も結構な層の支持があるのか。
そしてさらに待つこと6-7分。とうとう到着しました。
つけ麺並900円 つけ麺用特製トッピング200円
まず、魚介出汁のいい香りがたまりません。
つけ汁には味玉がまるまる1個ぶち込まれています。
こんなおしゃれ店には珍しい、ドロドロさです。
チャーシューは3枚。ほろほろ系ではなく、しっかりと歯ごたえを楽しめる硬めのチャーシューです。
そして見てくれよこの麺。めっちゃうまそうでしょう。
分類しちゃうならば中太麺ですが、普通の店とは見栄えから全然違うんです。てゅるてゅるなんです。
まず感じたのは、やはり麺がうまい。歯ごたえがすごい。スープが濃厚なのに、麺の味が感じられるんです。魚介系つけ麺で、ここまで麺が美味しいと思える店って実はそうそうないんじゃないかと思います。
麺の丼の中の豚チャーシュー以外にも、スープの中に鶏チャーシューが隠れてるんですが、これがヒタッとしていて(この擬音で伝わるのだろうか)柔らかくて甘くてめっちゃ美味しいんだなぁ・・・。低温加熱調理法ってやつかもしれませんな。
それが豚とのコントラストが合間って食べてて両方飽きて来ない。
そしてもう一つ、味玉めっちゃうまい。
なんだろう、卵の黄身の甘さがすごい際立ってるんですよ。味玉は最後の方に汁とともに食べるのが僕のジャスティスなのですが、食べた瞬間に「まだこんなうまさが隠れていたか・・・」と脱帽しました。
味玉がうまい店にハズレなし。
この僕の理論がさらに正当性を増しましたね。
と、いうことでわざわざ新橋にきた甲斐があるほど、美味しいつけ麺でした。
帰り、行列を見ていたら20人弱いました。
やっぱりすげぇ・・・。
待ってでも美味しいつけ麺が食べたい方は、ぜってえ行ってみてくれよな!