2021.3.2

1日1組限定。コース料理の最後にいただく、絶品小麦鴨つけ蕎麦【季織亭/代々木上原】

緊急激ウマ指定店
季織亭の手打ち小麦蕎麦の写真
スープの特徴
あっさりその他
麺の特徴
全粒粉縮れ麺自家製麺
麺の太さ
細麺
かえし
醤油
出汁

せきどです。

今宵は、代々木上原に来ました。代々木上原のつけ麺といえば、のれん会の重鎮とされる大勝軒代々木上原店があります。こちらの大勝軒、フライドガーリックと一緒に食べるとめっちゃうまいんですよね。近々、ご紹介しようと思います。逆に他につけ麺が食べられるところってあるの? っていう話ですが、ちょっと離れたところに、季織亭というお店があるとの情報を入手しました。

 

季織亭の外観の写真

 

かつて経堂にあった店舗が、建物が老朽化により閉店。その後、復活を要望するファンの声に押され、2017年にこちらにて復活したのだそう。昼はお弁当、夜は手打ちらーめんという二毛作は経堂時代から続く営業スタイルで、かつてのせたが屋とひるがお、つけめん102、和利道など昼と夜で出汁やカエシを変える、二毛作文化のハシリ的存在だったそうです。

 

その後、「手打ち小麦蕎麦懐石」という、手打ちそばをメインにした懐石コース料理を提供するスタイルが確立しました。昨年9月に亭主が逝去されてからしばらくはお昼のお弁当のみを販売していたそうですが、11月頃から、1日1組限定予約制という現在のスタイルで夜の手打ちそばのコース料理を再開したのだそうです。

 

季織亭の屋号写真

 

ということで、今回は予約してきました。へっへっへ。「本日は貸切です」の文字、気分がとても良いのです。そうそう、基本的に昼はお弁当のみですが、夜の予約が入った際に打った手打ち麺が残れば、翌日昼に1,800円(税別)ほどで販売されるとのこと。食べてみたいけど夜は忙しかったり、懐石でなく、つけ麺だけ食べたいという方は、facebookにて告知されるようですので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

 

季織亭の卓上写真

 

早速入店。お店は自宅を改装して客席を作られている「居職」スタイル。おしゃれなオブジェなども置いてあるゆったりした空間で、居心地がとてもいい感じ。テーブル席が真ん中にありますが、カウンターも4席ほど、しっかりありました。

コースのため、次々と料理が運ばれてきます。メインはつけ麺レビューのため、それ以外は割愛するつもりでしたが、非常に美味しかったため写真と合わせて紹介します。つけ麺スキップはこちらから。

 

季織亭の前菜盛り合わせの写真

 

こちらが前菜盛り合わせ。なんと8種類の前菜。量もそこそこありまして、その上どれもうまいんです。中でも、豆腐とほうれん草みたいな草が美味。

 

季織亭の有機野菜サラダの写真

 

有機野菜サラダ。ビネガーとペッパーの利いたドレッシングで。前菜もそうですが、全ての料理で感じる「体にいいもの感」。調べてみると、具材だけではなく、調味料まで栄養素の高く安全なものを使用しているそうで、元寄りのコンセプトだったようです。

 

季織亭の黒毛和牛ステーキの写真

 

黒毛和牛のステーキ。これめっちゃ美味かった。柚子胡椒とニンニクと合わせて食べます。

 

季織亭の黒米卵ごはんと自家製糠漬の写真

 

黒米卵ごはんと、自家製糠漬。糠漬けは濃厚なまでに漬かっています。すげえ。ご飯の方は卵ごはんというので卵かけご飯を連想していたのですが、びっくりスタイル。味の染みた卵の黄身と、黒米を合わせて食べるとめっちゃうまい。

そして、いよいよお待ちかねのつけ麺です。

 

手打ち小麦蕎麦

季織亭の手打ち小麦蕎麦の蓋閉じ写真

 

蓋が乗った状態での登場です。蓋つきスタイルのつけ麺は以前、三河島の三極志で初めて遭遇したのですが、こちらはより”和”のイメージが強いです。さっそく開けてみると・・・。

 

季織亭の手打ち小麦蕎麦の蓋を開けた写真

 

つけ汁と、鴨チャーシュー皿! なんと麺皿は2段仕掛けになっていました。この鴨チャーシューの皿をとって、ようやく麺のご登場です。

 

季織亭の手打ち小麦蕎麦の写真

小麦手打ち蕎麦懐石 小麦手打ち蕎麦

 

季織亭の手打ち小麦蕎麦のつけ汁の写真

 

つけ汁は鴨南蛮のそれに近い感じ。以前紹介した鴨出汁のお店でいうと、鴨 to 葱に近い香りがしますが、もっと甘め。大きなネギに、千切りにされた生姜が乗っています。そしてこの写真では見えませんが、ネギの下には大振りの茄子。どちらも味が染みててめちゃくちゃうまそう。

 

季織亭の手打ち小麦蕎麦の麺皿の写真

 

そしてこちらが手打ち蕎麦。開けた瞬間に香る小麦の香りがすごいです。パスタマシンを使用して自家製麺するとのこと。全粒粉の割合は2割と、なかなかの含有率。どうりで香り高いはずだと思いきや、多い時はさらに5割ほどまで上げるんですって! そこまで上げると製麺めっちゃ大変そう。

こだわりが強い模様で、最初は塩でいただいてみて、とのこと。

 

季織亭の手打ち小麦蕎麦の鴨肉の写真

 

そしてチャーシューは鴨。そういえば前菜に豚の焼豚があったし、味玉もコースの途中で出て来たなぁ。懐石ではありながら、ラーメンに対するリスペクトも感じるラインナップに若干の感動を覚えます。

 

実食

緊急激ウマ指定

 

いや、そりゃうめえわ。最初は塩でと言われたのに、目の前につけ汁があり、麺があるともう本能で麺を浸けてしまうんですが、今回もやっちゃいました(テヘヘ)。

 

季織亭の手打ち小麦蕎麦の麺リフト写真

 

まず、麺がうまい。ツルツル食感の自家製麺は、小麦の香りが非常に強く鼻に抜ける感じがたまりません。全粒粉ってやっぱり違うわ。つづいて、塩のみで食べたんですがより小麦の味が引き出されまして、めちゃくちゃうまい。

つけ汁はもはや鴨南蛮のつけ汁のそれなのですが、味に奥行きがあり非常に美味しい。シャバっとしているのですが味が濃いためしっかりと鴨の味を楽しむことができます。

そして何より、前菜やサラダだけでなく、手打ちつけそばでもしっかり感じる「良いものを使用している感」。無化調とかそういうものだけでなく、栄養としてのレベルが高い。これがすごいです。

 

季織亭の手打ち小麦蕎麦のつけ汁アップの写真

 

そしてやっぱり具材もうまい。葱と茄子、そして鴨肉。全てにこだわりを感じます。

 

つけ麺を食べながら女将さんにいろいろ話をしてもらっていたのですが、亭主がご健在だった頃は雉などを使用した出汁もあったのだとか。その時に訪問できなかったのが悔やまれます。

そして前日にテレビ局の取材があったのだそう。手打ちそばの教室を開いているそうで、そちらの取材でしょうか。近々地上波で紹介されるようです。

 

季織亭の手打ち小麦蕎麦のスープ割りの写真

 

麺を食べ終わった後は、熱々の蕎麦湯ならぬ小麦湯でスープ割り。味濃いつけ汁が一気に優しい味わいのスープになりました。完食完飲。大満足です。最後にりんごが出まして、そちらも美味しくいただきました。

ごちそうさまです!

 

季織亭の手打ち小麦蕎麦のあがりでもらったくろもじ茶の写真

 

最後の上がりに出されたお茶は、くろもじ茶というお茶。甘さのある薬湯のような香りですが、紅茶なんかと合わせてみても非常に美味しそう。つけ麺以外の知識はほとんど持たない俺にとっては初めて聞く名前でしたが、調べてみると養命酒などにも入っている原料だそうでして、ノンカフェイン。1袋買って帰ることに。

 

季織亭のメニュー写真

 

ちなみに今回のコースは、6,200円(税別)と、ドリンク代。前述した通り、昼間には懐石ではなく手打ち鴨つけが単体で出ることもあるようですが、体に良い、ちょっといい晩御飯が食べたい方は是非、懐石の方で味わって欲しいです!

 

季織亭

咳戸
咳戸
「つけ麺食べたい!」のライター兼管理人。正装はファミ通のTシャツ。鶏清湯と風情のあるお店が好き。

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