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最近気づいたことがあります。
俺は普段つけ麺を提供する店をサーチするときは、google検索で「つけ麺」で検索することが多いのですが、これには大きな穴があったのです。その穴とはズバリ、『「つけ麺」で検索しても出てこないのに、「ラーメン」で検索して出てくるラーメン屋にも、つけ麺が結構ある』ということなのです。
これはもう、青天の霹靂でした。もう行き尽くしたと思っていた地域にも、まだまだたくさんのつけ麺が潜んでいたのです。この事実を知った時に芽生えた感情は、もちろん喜びです。近場にまだまだこれだけ食べたことのないつけ麺があり、それをこれからもガンガン発掘できるというこの事実のなんたるや。このデータベース、まだまだ全然終わらなさそうです(恍惚)!
ということで今回は「つけ麺」で検索しても出てこないお店。浅草のきび太郎に来ました。浅草では珍しい、朝までやっているラーメン屋ということでいろんな方に重宝されるお店です。評価を見てみるとなんと食べられるラーメンの種類がめっちゃあるのに、全てが専門店並みにうまいという頭おかしいレベルの評判っぷりが目につきます。そんなお店あんのかよ、ということでかなりワクワクできました。
時刻は22時前後ということもあり、お客さんはまばら。入店すると店員さんが非常に優しい接客で席まで案内してくれまして、さっそくホスピタリティを感じた所存です。
カウンターの一番端っこに座ります。なかなか年季が入っている感じですが、しかし掃除は行き届いている模様。かなり雰囲気が良いです。テーブル席も出そうと思えば出せるみたいでして、ファミリーでも安心して食べれそうな感じ。
卓上調味料はこれ。左からフライドガーリック、おろしニンニク、お酢、タレ、そして胡椒。奥にラー油と辛味があります。たくさんのラーメンを提供するためか、オーソドックスな調味料は全て揃っています。
壁を見ていると、豚骨から二郎インスパイアから味噌、そしてブラックと、本当にいろんなジャンルのラーメンを提供している模様。これはすごいな・・・。
つけ汁は野菜と味玉でパンパンです。醤油ベースでここまでがっつり野菜が入っているのは西台大勝軒ぶりでしょうか。にしても、ものすごくいい香りがします。「南蛮」と名打つだけあり、香味野菜でしっかり出汁をとっているのだと思います。
以前いし井で南蛮せいろを食べた時に南蛮ってカレー味のことなのかと思ったりしましたが、店によって違うみたいです。そりゃそうだ。こちらの南蛮は「南蛮そば」の「南蛮」で、ネギが入ってるって意味・・・だと思います。
麺はこれでもかっていうくらい縮れた平打ち麺。これくらい縮れ具合が強いと、スープの乗り方だけではなく食感や口に入れた時の香ばしさなんかも全然変わって来ますよね。美味しそう。
そして二枚のったチャーシュー。小ぶりではありますが、俺の好きなタイプのチャーシューです。
うまい!!甘い!!
野菜の甘みがすごいうまい!これは久しぶりに食べる感じの味です。
マー油も使っているのでしょうか、香味野菜の味が醤油の香りとあいまって、めちゃくちゃ厚みのある味わいになっています。そのため塩分や味付けの面ではさっぱりしているんですが、硬めの麺にもしっかり味が乗ります。
なるほど、ちぢれ麺との相性も抜群です。これはお酒の締めというよりかは、お酒を飲まない日にこれだけ食べて寝たいって感じするかも。個人的見解です。
いやはや、美味しかったです。ごちそうさまでした!