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下北沢のつけ麺屋といえば、いし井でしょう。
下北沢の旧南口から坂を下った先にある、こちらのつけ麺屋。その名も銀座 いし井。まだ紹介してないというより、紹介するほど無名でもなんでもないため後回しにしている名店「つじ田」の派生で、つけ麺の形態や具はほぼ一緒な気がします。
以前、だいぶ前に一度行ったことがありましたが、当時も丁寧で美味しいつけ麺に舌鼓を打ったことを覚えています。
つけ麺修行を始めてからはまだ来たことがなかったので、満を持してやって来ました。
時刻は13時半。お昼時を過ぎたからか、店内は僕の他に1人だけ。
卓上トッピングは黒七味と、黒胡椒、お醤油と酢。
この時は結構お腹が減っていたため、ウキウキで待っていると、見慣れない製麺屋の文字が・・・。
さ、サブちゃん・・・!?
これは大発見です。あとで調べてみると、つじ田系列の製麺は全てこの三河屋製麺なんだそうです。友達にも教えてあげることにします。
にしても、三河屋製麺、丸山製麺と、有名製麺所っていうのもあるんだな〜・・・。
それはそうと、このお店は結構バラエティに富んだメニューがあるのです。
トッピングの他にも、思わず着席してから注文したくなるようなものが卓上で宣伝されていまして・・・と思っている間に着丼!
あ、あれ? カレーの匂い・・・?
普通の中華せいろをたのんだはずが、恐る恐る領収書を見てみると、「南蛮せいろ」の文字が。
や、やられた!!
ちがう、やらかした!
その店のオーソドックスを食べてこそ、真のつけ麺修行なのですが、今回は変わり種を注文してしまった模様です。
しかし、もう来てしまったもんはしょうがない。こちらを味わうことに。
スープからはスパイシーな香りがムンムンと出ています。色も赤みがかっていて、食欲が刺激される感じ。
サブちゃんのところで作られた麺は、含水率高めの爽やかな麺です。
すだちはあとからかける、味変用。楽しみです。
いざ、いただくとなる直前に、店員さんがしれっと何かを渡して来ました。
読めない。
右上に「特製」、そして真ん中に「いし井」と書かれているため、何らかの特製の何かであることは間違いありません。
でもなんか、読めないくらいの「特製」の何かって、ちょっと秘伝のあれっぽくてテンション上がります。
あとでかけてみましょう。
まず、一口目。
スープが予想以上にしっかり辛い。これは美味しい!
しっかりと辛いといっても、からさを売りにしているような感じでもなく、辛いのがあまり好きじゃない人はちょっときついかな、くらいのからさです。でも、しっかり辛い。絶妙です。
麺は歯切れがよくマイルド、辛いスープをしっかり中和してくれます。
すだちをかけて食べると、酸味のおかげで一気に爽やかになり、夏にぴったりの美味しさに早変わりします。
あの秘伝っぽい何かをかけてたべてみたのですが、あまり違いはわからず。
スープの味が非常に美味しかったので、麺を食べた後に小盛りのご飯、「替え飯」を100円で注文しました。
ちょうど良いご飯。カレースープにぴったりです。
店も綺麗、味も盛り付けも丁寧、そして立地も良い。
久しぶりに来ましたが、相変わらずとても良い店です。
今度は普通のつけ麺を食べに・・・!
ということで、普通のつけ麺も食べに来ました。
いや〜、王道の味です。
この味といったらやはりつじ田。つじ田の系列ということもあり、見た目だけでなく非常に味も似ています。たしかによくよくみてみたら、ねじり鉢巻もしっかり踏襲しています。
改めて食べると麺との相性も抜群。申し分ない味わいでした!