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どうも、せきどです!
飲食業界にとっては完全な逆風となっているコロナ禍下ですが、それでも今年オープンした麺屋さんは意外と結構多いんですよね。そんな中注目を集めている店舗の1つが、今回紹介する「中華蕎麦 ひら井」さんです。
最寄駅は武蔵野線の北府中。それでも徒歩で15分ほどかかります。電車などで来られる場合は、国分寺駅か府中駅からバスが出てるので、それを利用するのが良いかもしれません。ちなみに国分寺駅か府中駅から歩く場合は20分ほどです。
そんな立地ということもあり、いかに注目されているとしても昼前だったらそんなに並んでいないだろうと12時前に来たのですが、甘かった。
30名ほどの行列。しかもこの日は炎天下で最高気温は36度くらい。久しぶりにエゲツない行列を体感してきたのですが、そんな中でも店員さんが日傘を貸してくれたりと、ホスピタリティを感じながら待つこと1時間強、ようやく入店出来ました。
そういえば、中華蕎麦ひら井では券売機で食券を購入後に列に並ぶというシステムでしたので、初めて行かれる方は注意しておいた方が良さそうです。
卓上はこんな感じ。店員さんは合計3名で、スープを仕込んだり外のお客さんに注文を確認したりととにかく忙しそうでした。それでいて、提供前に必ずスープをレンジでしっかりチンしてアツアツの状態にしたり、お客さんの表情をしっかりみたり、食べ方の説明をしたりと非常に丁寧な接客がまためちゃくちゃ好印象なのです。
そういえば同じく今年オープンした「麺屋周郷」でも、提供前にレンチンされてたな〜。濃厚系のスープはやっぱり大事な工程ですな。
チャーシューつけ蕎麦 1,300円
スープは超濃厚な動物系スープ。ゲンコツ、豚頭、牛骨、鶏ガラ、モミジから時間をかけて出汁をとっているそうで、魚介は一切使っていないそうです。純粋な動物のみから抽出した出汁の旨みっていうのは本当に力強くて、一口食べると濃厚で分厚い味わいに感動するレベルです。
麺もスープに負けないくらい力の入った極太の自家製ストレート麺。3種の小麦をブレンドしていまして、風味と歯応えもたまりません。後味までしっかり濃厚なスープとは対照的に、カラッとした後味の残らないさっぱりした味わいだな〜と個人的には思いました。塩をつけて一口食べると、もうこれだけでも全然いけちゃうくらいの美味しさ。
トッピングは3種類のチャーシューと海苔、そしてレモン。チャーシューはどれも作り方が違うようで、歯応えとか味わいが全然違うんです。で、全部美味しい。ロールチャーシューは個人的に一番大好きで、ホロっと崩れる感じがたまりませんでした。
レモンは途中で絞って味変すると最後まで新鮮に美味しくいただけます。
もうとにかく、一口食べただけでビビッとくる「重さ」がありました。重量感というべきか、A5ランクのステーキのような重みです。分厚くて超濃厚なスープ、満足感が半端じゃないです。
麺の量といい、チャーシューの力強さといい、もう大満足の一杯でした。これは人気が出る理由がわかります。すごい美味い。後ろでお客さんが並んでいることも一瞬忘れて一口一口をとにかく大事に食べていきたい感じの、非常に贅沢なつけ麺なのです。
最後は卓上に割りスープがありましたので、スープ割りを作って完飲。ごちそうさまでした!
いや、マジですごい美味しい一杯でした!これは並ぶ価値があります!気になった方は是非足を運んでみてください!