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どうも、せきどです!
新しく新橋にできた麺屋がものすごく好評だという話を耳にしたため、早速行ってきました。新橋にある麺屋「麺屋 周郷」さん。元々は京成小岩付近で経営していた「麺屋 寿」というお店だったそうなのですが、移転に伴い屋号が変わったようです。そしてそしてなんと、つけ麺専門店となっております!
お店を閉めてから移転オープンまで実に一年以上。待っていたファンもたくさんいるんじゃないかな〜と思います。
場所は新橋駅 SL広場から徒歩2分ほど。「かっぱ」という居酒屋の跡地にオープされたとのことです。店内は狭め。ということで、券売機が外に置かれてありました。これ夜はどうしてるんでしょうか。
カウンター6席のみなのですが、これがまたおしゃれなんですよね。客席は奥行きもなく麺箱も置いてあったりする他、後ろを通るのもややキツいな〜っていう感じなんですが、これこそ新橋のお店って感じがしてとても好きです。そしてお冷はタンブラー。ありがたい。
店主の方はまだまだ若そうで、ものすごい真摯な印象でした。カッコいい。
その真摯さは卓上のメニューにも現れていまして、硬さや好み、熱盛り以外にも、紙エプロンの提供や温め直しまで対応したりしてくれるそうです。ワンオペの営業でここまで思いやりのある対応ってなかなかできないですよ。
そしてメニュー表のレイアウトが結構おしゃれなんですよね。
特製つけ麺 1,200円 まかない飯 300円
つけ汁は鶏・豚・5種類の魚介を使用した濃厚Wスープ。136度、2,6気圧という、めちゃくちゃ強い圧力で炊かれたスープなのだとか。いい感じに泡立っています。トッピングは紫玉ねぎ、芽ネギに柚皮。
提供前に器ごとレンジで温めていまして結構感動しました。久しぶりにこれだけ丁寧なお店をみた気がする。
これ、「スープ冷めてるから手軽に温めようとしてる」というふうに捉えられているところをよく見ますが、本質はちゃうねん。レンジでチンすると一番熱々の状態で提供できる上、器まで熱くなっているためスープが冷めにくいんです。提供前にレンチンするつけ麺屋さんは俺が知っている限り大体こだわりの強い美味しいお店だと思います。
麺は並、中、大と選べたため、今回は中盛り。菅野製麺との共同開発の太ストレート麺で、福島産小麦100パーセントとのことです。香り高いですな〜。トッピングはバラと肩ロースのチャーシューが2枚ずつと味玉、そして店内仕込みの自家製めんま。そして毎朝炙っているという海苔。どのトッピングも一口食べてみるとなるほど、と思うほどのこだわりを感じました。
そしてこちらはまかない飯。量はかなりの小盛りで、ちょっとだけ物足りないというときにぴったりな感じです。チャーシューとめんまにしっかり味が染みているためこのまま食べても美味しいのですが、やっぱりスープを少しかけて食べると最高ですね。
いやはや、もう、ものすごく美味しいのです・・・。もちろん味にも驚いたのですが、一口食べてみて驚いたのはスープの食感。ちょっと今までに体感したことのない食感なんですよね。濃厚ではあるんですが、舌触りはサラサラというかザラザラというか、粉っぽいんです。濃厚であるのに決してドロドロではない感じ。これはすごいな・・・。
最後にスープ割りを頼むと、「柚子と玉ねぎは入れて良いか」という確認がありました。玉ねぎ入れてくれるんですか!? と玉ねぎ好きの俺にとっては願ったり叶ったりです。
帰ってきた器を見るとスープの色が白いんです。どういうわけなのでしょうか。一口飲んでみるとすごくクリーミーで、クラムチャウダーみたいな感じに。一気に安心感のあるスープに変わってしまったのです。そして思わず写真撮るのを忘れてしまいました(自分の目で確かめてくれよな!)。
いやはや、最後まで非常に美味しくいただくことができました。久しぶりに感動するレベルのお店に出会えたな〜。
ごちそうさまです!気になる方は是非足を運んでみてください!
麺屋 周郷