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どうも、せきどです。
今回紹介するつけ麺は東京都西東京市にある麺屋「麺匠 ヒムロク」さんの一杯です。
場所は西武新宿線「田無駅」北口から武蔵坂通りを経由して徒歩5-6分ほどのところにあります。ラーメンデータベースによるとオープンは2009年2月、そろそろちょうど13周年となる老舗。
こちらの麺屋はチェックしたことも来たこともなかったのですが、タイトルでも紹介した通りとある麺屋の店主さんと雑談させていただいた際に「一番美味しかったつけ麺」として紹介していただいたお店なのです。その際に付け足しで言われた言葉を要約すると「あんまり愛想のいいお店ではないですよ」とのこと。
その時に初めて名前を知ったのですが、それは気になる、是非食べてみたいということで、速攻で足を運んだ次第です。
営業時間は11:30〜16:00。この日は昼時を避けて15時前にお邪魔したのですが、先客が1名。お昼時はかなり並ぶそうです。営業中の看板を確認後入店し食券を購入しまして、カウンター上に出します。水はセルフサービスのため、自分で用意しまして席に座って待機。確かにここまでの工程でいらっしゃいませの一言もないのですが、雰囲気はそこまで重い感じはしなかったな。前情報があったからでしょうか。
後から調べてみると、店主は池袋の名店「BASSO ドリルマン(現在は閉店)」の前身の麺屋「ゼットン」で修行をされていたたとのこと。
つけそば 並 800円 特製トッピング 350円
スープはざらつきのある魚介スープ。煮干しがしっかりと主張しています。一見かなり重そうな色合いをしたドロドロ系の魚介豚骨かと思いきや、ざらつきはあれどかなりあっさりしたスープでして、油分も少なく淡麗な後味です。それでいてカエシの塩気も魚介の旨味もしっかり出ている感じがします。
特製トッピングのため、中には細切れのチャーシューがゴロゴロ入っておりました。
麺は全粒粉が練り込まれた中太ストレート麺。小麦の味をしっかり感じることができました。並盛りの麺量は200gとのこと。力強く加水率低めでいて、もちっとした歯応えがたまりません。
そして特製トッピングさらに乗っているのはめんま、味玉、そして海苔が3枚。
一口啜ると、魚介の旨味と魚粉の香ばしさ、小麦の香りが上品に主張してきます。そして程よい塩気に煮干しのほろ苦さがまたうますぎる・・・。油分は少なめ、どろっとした感じも少なめなのですが、代わりにこのざらつきがしっかり麺に纏いまして、スープがしっかりと乗るんです。このスープ、すごい・・・!唯一無二のつけ麺じゃて。
予想よりもうんと優しい無化調のスープの中に沈むゴロゴロチャーシューは柔らかく脂身も多く、割とパンチ力高め。味玉はしっかり味が染みていまして黄身もとろっと濃厚、めんまは歯応えが良く味付けは蛋白。麺、スープに加えてこれらのトッピングがちょうど良いバランスになっていまして、最後まで飽きずにスープを楽しむことができます。味変なんて必要ない、気がつけば麺もあっという間になくなります。
スープ割りを試しにお願いしてみたら、無言でおたまで出汁をひと掬いして入れてくれました。これがまた、最後の最後まで美味しくて久しぶりに完飲してしまうほど。最後まで美味しくいただきました。
ごちそうさまです!とにかく食べてみて感じたことは「もっと早く知って食べたかった」ということ。食べたことがない方、是非一度食べてみてください!本当にオススメ!
ビターなつけ麺が好きな方におすすめの麺屋はこちら:
麺処 富士松/尾久
楽観/武蔵小山
タナカタロウ/町屋
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