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せきどです。
散歩って結構良いですよね。何も考えずにぼけーっと歩くのが好きです。たまに曲を聴いたりしながら、本当に頭を空っぽにして歩くんです。このルーティンが割と俺の精神安定剤になっている気もします。
もう一つ、散歩のメリットは特に探してるわけでもないのにつけ麺屋を見つけることができることです。今回は、吉祥寺で仕事が終わった後、何故か知らないけど中野で電車を降りてぼけ〜っと1時間くらい散歩している時に偶然見つけたお店、澤神を紹介します。
場所は中野区の南の方。丸の内線新高円寺駅と新中野駅のちょうど中間地点くらいにありました。大きな看板などはないのですが、大きく「自家製麺」とかかれた電飾看板がポイントになっています。
かなり狭めな印象を受ける外観とこじんまりとした玄関を見るに、隠れ家的な感じのお店なのかと思いながらなんの気無しに入ってみたのですが、めっちゃお客さんいる。なかなか混雑しない時間帯かと思っていたのですが、ギリギリ座れるくらいのお客さんの人数がいました。結構な人気店なんだなぁ〜。
券売機でメニューを確認すると、なんとつけ麺専門のお店らしいのです。ヨッシャ!
しかもその種類は豊富でして、つけ麺、肉つけ麺、辛つけ麺、カレーつけ麺、ペッパーレモンつけ麺とありました。如何せん、「ペッパーレモン」とかいう単語に物凄く弱い俺。迷いなくペッパーレモンつけ麺をチョイスし、席で待機します。
カウンター卓上は決して広いとは言えませんが、清潔感的には全く問題がなく、ちょうど年季も入ってきた感じの味のある佇まい。カウンター内では店主がワンオペでたくさんのお客さんをさばいています。ワンオペでさばく店主って、やっぱりかっこいいなぁ。
ペッパーレモンつけ麺 850円
名前とはかなり印象の異なるつけ麺がやってきました。
スープは濃厚なドロ系の豚魚です。こんだけどろっとしたのは想定外でした。思えばここまでガッツリした豚魚は久しぶりな気がします。具はチャーシューやネギ、そして細かく刻まれた草など。香りを楽しむうちに、どんどんとお腹が空いていきます。
そして麺。自家製麺とのことですが、かなり色の濃い太麺ストレート。よく見ると全粒粉も練り込んであるタイプですが、かなり歯応えが良さそうです。上に乗っているキャベツは通称「澤神キャベツ」というらしく、軽く浅漬けになっているんだとか。
うまい。
ド王道というのか、非常にしっかりした味のドロドロ豚魚なのですが、奥の方でレモンの酸味を感じることができます。最初はレモンは付け合わせでくるものかと思っていたのですが、なんとスープの方に入っているのか・・・。そして確かに、ペッパーの味わいもする気がします。
自家製麺がまた強力で、もう歯応えがすごいんですよね。なるほど、この麺にしてこのスープがあるのか。相性バッチリで食べ応えも抜群。これはファンが多いはず。
そしてつけ汁の中のチャーシュー、これが美味しいんです。つけ汁自体にレモンの酸味が入っているため、チャーシューにも程よく酸味が乗るのですが、これが思いのほかさっぱりしています。
結構重めの麺とスープでしたが、最後まで美味しくいただくことができました。ごちそうさまです。
ドロっとした豚骨魚介が好きで気になった方、おすすめです!
当記事は新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発令される以前の飲食、撮影を元に作成しております。また、宣言下に訪れた店舗の記事につきましても政府の要請、方針に則った上で作成しております。なお、非常事態宣言の影響で営業時間・定休日が記載と異なる場合がございますのでご注意ください。