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今回は2018年にオープンしていたことを知らなかった錦糸町の人気店、中華そばムタヒロに初めてお邪魔します!
錦糸町のムタヒロは、南口よりダッシュで2分ほどのところにあるのですが、この付近は夜がとにかく怖い。もちろん目を合わせなければ何も起こりませんが、どこかでリアルファイトが始まっていてもおかしくないくらい怖い顔をしたおじさんたちがいっぱいいるんですよね。かなりディープなスポットです。
そんな中にあるムタヒロ、どうですかこの陽気な感じの店構え。これが原宿にあれば「なるほど〜、かわいい感じのお店だな〜」で終わりますが、夜の錦糸町の風俗街にポツンとあると、一番やばいタイプの店って感じじゃないですか。
ムタヒロは人気中華そば店なのだそうでして、もともとは国分寺でムタさんとヒロさんという二人が始めたラーメン屋が大ヒット。あれよあれよと言うまに国内に10店舗もあるなかなかすごいチェーン店となったそうです。
そしてここ錦糸町店は初の23区の店舗なのだそう。
入店した瞬間に驚いたんですが、店内もあの看板のような陽気な感じのデザインで、非常に明るいんですよね。店員さんが2人いるんですが、両方とも麦わら帽にオーバーオールというテキサススタイル。危ない店じゃないか!!と思ってしまいましたが、入ってしまったらしょうがない。食券を買って、席に座ります。
席に座りながらこの異世界間に驚きつつムタヒロのホームページをチェックしてみたのですが、もう笑顔が怖い。この店を一歩外に出たら新宿スワンみたいな世界が広がっているのに、なぜこの店員さんたちは笑顔でいられるのだろうか・・・。もしかしたら一番怖いタイプのヤクザなんじゃなかろうか。ひょっとして指でも入ったつけ麺を提供されるんじゃないかとすら思っていながら待っていたらドーン!!
特製鶏つけ麺 中盛り 1,050円
ものすごい美味しそうなつけ麺が提供されました!めっちゃうまそう!ムタヒロ錦糸町店で提供されているつけ麺はにぼしと鶏の2種類。今回は気分で鶏にしましたが、推しているのは煮干しっぽいですね。
そしてさらにその中でも醤油/塩が選べました。今回は醤油。スープは清湯スープにネギが散らばっています。中にはチャーシューもありまして、こちらがめちゃくちゃいい香り。
ちなみに麺量は普通か中盛りか選べました。普通が160g、中盛りが220gということなので今回は珍しくも中盛りにしました。麺の量をちゃんと聞いてからお願いした俺の今回の頭脳プレイは褒めてつかわされてもおかしくない。
麺皿はこんな感じ。見えづらいですが細麺。トッピングは鶏チャーシューと豚チャーシュー、大きな穂先メンマが2本と、味玉そして海苔が3枚。間違いないチョイスです。綺麗に振られた七味がまたいいですね〜。
そしてお好みでと渡された小皿にはおろし生姜。これは絶対入れるべきなやつだ。そして卓上トッピングは「にぼ酢」という酢に煮干しが浸かっている不思議な酢と、七味とブラックペッパー。これも全部試したい。
久しぶりの、ザ・俺好みのつけ麺。やばいタイプのヤクザとか言って本当にすみません!前言撤回します!すっげー美味しい!
鶏清湯スープは非常に淡麗であっさりしているのだけれども、旨味と甘みがちゃんと引き立てられていて味に深みがあります。麺は細麺なだけに、歯ごたえこそありませんがしっかりとスープのうまさを引き出してくれています。そしてやはりこういうスープだとネギの相性が素晴らしいですね〜。
にしても、ここまで細麺をストレートな鶏出汁のつけ汁で食べると、そうめんをすすってる感じに近いのかもしれない。これは大盛りも余裕でいけたかもしれない。
そしてチャーチューは味があっさりしているのでたっぷりつけ汁に浸してから食べると非常に美味しい。あ〜、うまいなぁ。
半分ほど食べたところでトッピングを少しずつ試します。生姜、めっちゃうまい。にぼ酢、これもまた合う。七味や黒胡椒は言わずもがな。しかしまだこの美味しいスープを俺は極限にまで活かしきれていない気がする・・・。そう思っていると、なんと卓上で追加トッピングの購入が可能とのこと。そしてトッピングのラインナップに俺の考えていたそれが見事あったので購入。
これです、刻み玉ねぎ。なんども言うのですが、刻み玉ねぎはマジで上手い。特に冷蔵庫で寝かしたり水でしっかりと洗って辛味を抜いた玉ねぎは醤油系のつけ麺のスープにだいたい合うんですよね。これをぶっこんで食べる。
・・・間違いない。最高すぎる。めっちゃうまい。今回は俺のチョイスが非常に光りまして、このまま全て食べてしまいました。ノースープ割りでフィニッシュです。
ムタヒロ、錦糸町では1、2位を争うくらい好きかもしれん・・・。