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どうも、せきどです!
今回紹介するのは、葛飾区金町にあるインスパイア系の麺屋「金町角ふじ」さんのつけ麺です。角ふじは関東圏東側で多く展開されている二郎インスパイア系の麺屋さんで、詳しくはわからないのですがそのルーツは大勝軒にあるようです。
屋号が異なっても角ふじのラーメン/つけ麺を出す店もあるようで、23区内だと亀戸にある麺絆や 519(めんばんや こいけ)さんも大勝軒、角ふじ系を出されたりしています。どんな展開の仕方をしたのか分かりませんが、大勝軒−角ふじのソウルは本当に広い範囲に浸透しているようです。
京成金町駅から徒歩5分ほどでしょうか。駅からすぐ踏切を渡りまして、和やかな飲み屋が乱立する路地を歩いていくと、水戸街道にぶつかったあたりにありました。「バカ豚らーめん」との看板があったためすぐに見つけることができました。
店内は風通しの良い感じでカウンターのみ。飛沫感染対策も徹底している印象です。ご夫婦で経営されている模様。
卓上はかなり広々と使える仕様でした。調味料は胡椒、一味、タレ、お酢、そして漬けにんにく。にんにくが置いてあるということは、二郎系とは言えどにんにくコールはない感じなんですな。
そうそう、茨城や千葉の方の角ふじを見ると、「明神角ふじ」「雷神角ふじ」「勝神角ふじ」などの、地名とは違う屋号が枕に入っている角ふじがあります。「山勝角ふじ」なんかは多店舗展開しているみたい。それぞれ味も系図も違うんでしょうか。ちょっと気になります。
ネギつけ麺 900円 野菜 100円
にんにくコールはなくとも食券提出時にお好みを聞かれるので、固め、濃いめ、背脂ありで注文。ちなみに通常のラーメンでは野菜「マシマシ」コールができるみたいですが、つけ麺では野菜がついてこないそうなので野菜トッピングを券売機で購入する感じでした。
つけ汁は濃厚で香り高い豚骨スープ。やや甘めでパンチも強め。お好みで背脂を入れることができました。味の濃さはバッチリで、野菜をつけて食べるとめちゃくちゃ美味しいんです。”二郎と弁慶を足したような”というレビューをどこかで拝見したのですが、確かにそんな感じがします。
暴力的とまでは言いませんが非常に力強いのに、ものすごく丁寧に作られた感じがします。「バカ豚」という看板としては逆に丁寧すぎるんじゃないかと思ってしまうほどです。
そして麺皿はこんな感じ。デフォルトのつけ麺が800円、ネギつけ麺が900円だったのでどれだけネギが多いかと思い注文したのですが、予想以上のボリュームでした。麺は中細のストレート麺。お中元でもらう木箱に入ってる系の高価なうどんの様な上品な舌触りと食感でして、表面もつるりとしているのですがスープにパンチがあるのでこれくらいがちょうど良い気がします。二郎系といえど麺はかなりイメージが異なりましたがめちゃくちゃ美味い。このスープにはこういう合わせ方もあるのか。青天の霹靂です。
そして麺だけでなく、このネギの切り方や味付けの仕方など、「バカ豚」の屋号にしてはやっぱりどこか上品なんだよなぁ。
そしてこちらがトッピングでオーダーした野菜。富士山盛りで見応えもあり、器もちゃんと暖かかったり、と非常に丁寧でテンション上がる感じだったのですが、何より驚いたのは茹で加減が絶妙なんです。正直二郎インスパイア系でそこまで茹で加減を求めたことはなかったのですが、このつけ麺の野菜はベストオブベストでした。つけそば周で食べた野菜と同じ感動がありました。
固茹でのたまごも、スープに埋もれたチャーシューも全てにおいて非常に美味しく、つけ麺全てがまさにプロ意識の塊、丁寧の極みを感じながら最後の最後まで美味しくいただくことができました。ごちそうさまです!
金町は電車で行く場合はJR常磐線、京成線でのアクセスが可能です。気になった方は是非足を運んでみてください!
現在、首都圏では新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が出ておりますが、当記事は政府の要請、方針に則った上で作成しております。また、非常事態宣言の影響で営業時間・定休日が記載と異なる場合がございますのでご注意ください。