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せきどです。
今回はずっと気になっていたお店、横浜の「中華そば 髙野」という麺屋さんに行ってきました。ということで、久しぶりの出張記事になります!
髙野は、横浜駅からJR京浜東北線、横浜線で2駅先の大口駅というところにあります。俺は地元が神奈川のため、昔はよく横浜線を使用していたのですが、大口駅は初めて降り立ちました。西口を出まして、高野まではダッシュで1分圏内。なかなかの好立地です。
2018年にオープンして以降ものすごい人気を博しまして、ラーメンデータベースでは現在全国つけ麺部門で3位となっています。そのほか、食べログ3.71、google4.4と、とにかく評価の高いお店なのです。
19時半についたのですが、外待ち8名ほど。やっぱり人気なんだなぁ。15分ほどで着席できました。待っている間にわかったことなのですが、ホスピタリティがすごい。店員さんは4−5名ほどいたでしょうか、全員が気配りのある接客で、お帰りになるお客さんへのありがとうの言葉も、店員さん達全員から幾重にも重なっていました。
卓上はシンプル。調味料は辛味と胡椒と、卵かけご飯用のタレのみでした。
特製鶏つけ麺 1,150円 こだわり卵のTKG 300円
つけ汁は透明度の高い鶏清湯。驚いたのは表面の鶏油の量。5mmほどの層になっていまして、これがスープの透明度と鶏の香りをぐんと引き立てています。特製トッピングは全てこちらに入っているのですが、2種類のチャーシューは両方とも厚みがしっかりあって食べ応え抜群です。鶏チャーシューは歯応えが「サク」っとしているんです。これはもう、美味しい店でしか作れない食感。スープに浮いている方のチャーシューを食べると、鶏油をまとった旨みのある味わいで、ホロっと崩れるほど柔らかい一級品です。
他にも味玉とワンタンが沈んでいるのですが、どちらもめちゃくちゃ美味しい・・・。
麺は昆布水に浸かっていました。ストレート細麺ですが思った以上に量がしっかりあります。昆布水を掬って飲んでみるとこれまた濃厚でたまりません。トッピングは穂先めんまと、草の上に乗っているのはとろろ昆布。
そのまま麺を啜ってみると、昆布水の旨みとほのかな塩気がしっかり乗って非常に美味しいんです。
そしてこちらが卵かけご飯です。ご飯は予想以上にしっかり盛られているほか、鶏そぼろやネギなどのトッピングもありました。
スープに麺を浸して食べると、、、
すっげーうめー!感動するレベル!!
よくもまあ、これだけ鶏の旨味が出せたもんだ!思わず「うまっ」って言ってしまいまして、隣のお客さんが「美味しいですよね」と返してくれました。いや〜、驚いた。これはもう、流行りのネオクラ系のお店とは一線を画しています。
オイリーでありながら、すっごい優しいんです。昆布水と鶏の旨味が合わさって、優しいのに濃厚なコクのある鶏清湯つけ麺になっています。
また、見た目も素晴らしい。一度スープにつけると昆布水と鶏油とスープが混ざり合う影響なのか、つけ汁に泡ができるんです。これがめっちゃ綺麗で宝石みたいに輝くんです。食べれば食べるほど泡が小さく増えていくんですが、これがまためっちゃ神秘的。
卵かけご飯についている卵は、もう絶対美味しい卵黄のオレンジ具合。そぼろとネギを載せまして、少しずつ混ぜながら食べていきます。卵かけご飯用のタレの中には煮干しが入っていまして、しっかり風味を感じることができます。最高にうまい・・・。
15分ほどかけてゆっくり大事に味わいながら、最後まで美味しくいただきました。接客、食材、調理、提供と、全てにおいて丁寧の極みでした。ごちそうさまです!
正直めちゃくちゃ感動しました。初めてらぁ麺すぎ本、そしてはやし田を食べた時の感動って今でも覚えているのですが、今回も同じレベルの衝撃を味わいました。年に1回だけでもこの感動を味わえたら、それだけで翌年まで生きるバイタリティになるのです。この翌日の昼間、ちょっと横浜周りをサイクリングしていた時に結構大事な電子機器をぶっ壊したのですが、全然ダメージ受けませんでしたからね。これだからつけ麺食べ歩きはやめられない! 気になる方は是非食べてみてください!