沿線
エリア
好み
沿線
エリア
好み
せきどです。
東急目黒線で武蔵小山という駅にきました。初めて降り立ったのですが、なかなか良い雰囲気の街ですね。駅前はおしゃれなタワマンがドカンとあるのですが、ちょっと歩くと情緒あふれる昔ながらの街並みで、散歩にちょうど良さそうな感じ。再開発をバチコーンとやってるそうなので、ますますでっけービルが建つのでしょうか。
今回の目的地は、楽観という麺屋です。
駅からダッシュで2分ほどのところにあるこちらのお店は、都内で展開している楽観グループの店舗になります。本店は西麻布にある楽観 NISHIAZABU GOLD。食べログ百名店に選ばれているめちゃくちゃ美味しいお店です。去年の年末頃からつけ麺も販売されています。
そういえば本店の方とちょっと話した際に聞いたのですが、実はこちらの武蔵小山の楽観は楽観グループの直営ではなくフランチャイズなのだそうです。ということはフランチャイズだからこその違いもあるだろうし、評価もすごい高いお店なので前から食べてみたかったのです。
比較的空いている時間帯に向かったため、待ちなしで入店。堅気でしっかりした店主さんによるワンオペでの営業の模様ですが、手際がすごい。職人って感じがします。早速食券を買って着席。コの字のカウンター席、良い木の素材を使ってる感があります。調味料は柚子入りの七味と胡椒のみ。
楽観で有名なのは醤油ベースの「琥珀」と塩ベースの「真珠」ですが、つけ麺はこちらでは1種類のみ。どんな味がするのか想像しながら待っていると店主が一言。「すみません、間違えて大盛り分茹でちゃってるんですが、食べられますか?」
ふふふ、ちょうど良い。臨むところだ。俺も店内に充満している美味しそうな煮干しの香りによって「大盛りでもいけそうだな」と思っていたところさ。
つけ麺 800円 味玉 100円 チャーシュー 200円
スープはとろみのありそうな煮干しで、あっさりしている本店のつけ汁とはかなり様相が異なります。奥の方にあるいりこのざらつきがまたみるだけで香ばしくてすっげーうまそうです。香りももう、煮干し好きにはドンピシャな感じがします。
麺はなんと平打ちピロピロ麺。楽観というとイメージは細麺だったのですが、こちらの楽観では平打ちを採用しているんですね。これは喉越しや食感や啜りを存分に楽しめそうです。トッピングはめんまと追加オーダーの味玉。めんまは細いやつですが、食感がまた非常に良さそうです。
そしてこちらが追加トッピングのチャーシュー。大判ですが薄めにスライスされてあり食べやすそう。これが炙ってあって非常に良い香りがするんです。煮干しと炙りチャーシューの相性っていったらもう、たまりませんよね。たまらなさすぎて最近よく夢に出てきます。
激ウマ!
最初にスープを啜ってみると、ざらつきとオイリーななめらかさが合わさり唯一無二の舌触りです。カエシの醤油もまた煮干しの香ばしさをより一層美味しいものに昇華させています。
麺をガッツリ浸けると面積の広い平打ちの面の部分にしっかりと煮干しスープが乗りまして、味がしっかり絡みます。平打ちですが歯応え、弾力があり非常に楽しい。すっごいうまいぞこれ。
どれだけ食べても、若干ある煮干しの苦味が飽きさせないんですよね。
チャーシューも香ばしく、スープにつけて食べるともうたまりません。計算し尽くされています。
最後にスープ割り。強めの煮干しのつけ汁が一気に優しいスープに変わります。うますぎて思わず完飲してしまいました。
最初はやや大盛りに若干身構えていましたが、蓋を開けてみれば最後にはスープ割りまで美味しくいただけるほど余裕をもって食べ切れました。さすがです・・・。ごちそうさまでした!
楽観ですが、なんか近年は海外展開をしているそうでアメリカに3店舗オープンさせている模様です。アメリカに住む人間もこの味が楽しめるとは、なんともグローバルな時代になりましたな。都内は最近青山の店舗が閉店してしまったようですが、西麻布、立川、そして武蔵小山と店舗がありますので、気になる方は是非食べてみてください!
当記事は新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発令される以前の飲食、撮影を元に作成しております。また、宣言下に訪れた店舗の記事につきましても政府の要請、方針に則った上で作成しております。なお、非常事態宣言の影響で営業時間・定休日が記載と異なる場合がございますのでご注意ください。