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中野区のつけ麺を紹介する上ではどうしても外せない、青葉に行ってまいりました。
ミシュランガイド東京でラーメンカテゴリが登場した2015年から3年連続でビブグルマン掲載となったお店です。創業は1996年と、かなりの老舗でして、Wスープ系のラーメンブームの先駆け的的存在で、「青葉インスパイア系」といったお店が大量に開業した時期もありました。以前お邪魔した和鉄もその系統を追っている他、つじ田などのお店にも影響を与えたのではないかと個人的には思っています。
それだけ歴史に名を刻んだお店であるにもかかわらず今もなお多くの人気を誇るお店ですから、やっぱり青葉はすごいです。
そういえば、ミシュランガイド東京掲載店はよく記事の最後にまとめていましたが、この度「お店の雰囲気」という検索の中で「ミシュランガイド東京掲載店」というタグをつくりましたので、こちらからみてもらえるとわかりやすいかと思います。
そしてこちらの青葉本店、野駅からダッシュで1分圏内にあるのですが、人が多いところになるのでお腹がペコペコでない限りは歩いて行った方が良さそうです。
お昼すぎ。このあたりは人気のラーメン/つけ麺屋さんが多く、どこもかなり人で溢れかえります。俺が行ったときはたまたま1席だけ空いていたので滑り込むように入店することができました。厨房を囲ったコの字型のカウンターになっていまして、仕事がしっかりと見える仕様になっています。店員さんは6名ほど。
トッピングは全てつけ汁の中で完結するシステムです。細かめに切られたチャーシューと、味玉。沈んでしまっていますがなるともあります。この魚介の香り、いつもの安定の青葉です。青葉は都内に20店舗を構える一大グループですが、どこで食べても安定の味わいです。
本店だから格段に味が違う、とかそう言った感じのイメージはほとんどないのですが、でもやっぱりここで食べると格段と美味しく感じられるのはやっぱり本店の凄さって感じです。
麺皿はシンプル。webをみると「うどんと中華麺を融合させた自家製麺」とのことです。Wスープに負けない、しっかりと小麦の味を感じることができる、力強い中太麺です。
これだよ・・・。一口目から感じる「青葉感」。青葉という味を確立させたってすごいですよね。前述したように青葉に似たお店はかなりありますが、青葉の味は青葉だけにしか出せないという感じ。突き詰められた動物と魚介のWスープって感じでしょうか。しっかりした味なのに後に残らず、あっさりと食べることができるんですよね。
そしてやっぱりこのスープにはこのチャーシュー。歯切れの良い、ホロリと崩れる薄めのチャーシューこそ。これが本当に美味しいんですよね。
青葉本店に関しては「以前のようなハンドメイド感がなくなった」という意見をよく見かけるのですが、そういう人にとっても、それでもなお伝統の味は変わらないのだそうです。ハンドメイド感のあった時代の青葉を知らない俺的には、その時代のつけ麺も食べてみたかったなぁと思ったりします。
ごちそうさまでした!