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押上から曳舟に行く途中にある、博多ラーメン屋さんの龍天。博多ラーメンといっても、経営者は中国人のおやっさん。しかし最近はあまり出勤していなく、仕事は同じく中国人の娘さんがメインでやっているんですが、この娘さんがめちゃくちゃ健気で、頑張り屋でして、ええ好きです。
この娘さんの笑顔を見るために来ているようなものです。いや、ストーカーとかではないです全然。
その龍天が、いつのまにか魚介つけ麺を提供するようになっていましたので、こういう店のつけ麺の楽しみ方も含めてレビューできればと思います。
このクオリティ、いかがでしょうか。「器が安そうだな〜」が、ファーストインプレッション。匂いも何の変哲も無い魚介つけ麺です。スーパーで売られてるあの魚介つけ麺の感じ。麺もそんな感じの麺。
これがまた、いいんですよね。専門は博多ラーメン。もうサイド中のサイドみたいな感じ。一応作れるけど気合いは入れてないよ、というスタンス。なんというか本当にいい意味でそういう感じが好きです。
麺のこの盛り付けの適当さと皿もまたいい感じ。海苔も敷いてすらいない。ただのせてるんですよ。
と、ここまで散々なことを言っていますが、本当に言いたいことはこれです。
そう、本業は博多ラーメン店ですから、卓上にたくさんの調味料・トッピングがあるのです。
ほら、つけ麺屋さん、特に意識高いつけ麺屋ほど、卓上に調味料が無いじゃ無いですか。確かに美味しい店だったら必要ないかもしれませんが、そうなるとこんどは味変の楽しみがどんどんと削がれてしまうのです。
僕がつけ麺にはまったきっかけは、1杯のつけ麺でなんども楽しめることにありました。スープ割りも含め。
たまには、こういう感じでがっつりなんども味変をしたいのです。
この龍天にある卓上トッピングは、なんと8種類。
「紅生姜」「辛子高菜」「にんにく」「胡椒」「すりごま」「ラー油」「醤油」「酢」
すばらしくないですか?
これをどんどんと足していきながらつけ麺を食べると全く飽きがこない上、最後のスープは悪魔的です。
龍天でなくとも、地域密着型のラーメン屋さんが流行りに乗って魚介つけ麺をはじめるってことは結構あります。そういう店、ぜひいってこの食べ方を楽しんでほしいです!
※2019/10 追記
長らく押上の住民に愛されていた龍天ですが、なんかこの間通ったら閉店しておりまして、油そば屋になっていました。美味しかったです。