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元楽という、蔵前に本店を置く老舗のラーメン屋があります。今回お邪魔したのはその銀座店。
蔵前の本店は感染症対策をものすごく徹底しているという記事を最近見たように思うのですが、銀座店はどうなんでしょうか。そういえば本店は何回か行ったことがあるのですが、よくつけ麺が売り切れている印象がありまして、なかなか食べることができず、紹介もまだできていません。
入店するとこんな感じ。カエシ、故障、酢、ゴマ、辛味、醬、おろしにんにくと、卓上調味料はかなり豊富ですね。カウンターはもう、かなりがっつりとパーテーションが用意されています。これだけでも感染症対策抜群感がありますが、これだけではないのです。
パーテーションにがっつりと取り付けられているのがこのアルコール消毒液。すっげえええ。これならどのタイミングでも手をバッチリと消毒することができます。これ結構大きいんですが、パーテーション自体もそこそこ感覚を開いて設置してあるためそこまで邪魔くさい感じもなく、ノンストレスでつけ麺をすすることができそうです。
今回は夏の暑い時期ということもあり、冷やしつけ麺をいただきます。冷やしは毎年5月-9月まであるそうですが、10月以降はつけ麺が食べられなくなるかと言ったらそうではなく、通年で販売している温つけ麺があります。
冷やしの出汁は鶏と鰹、そして椎茸などの乾物らしいです。香りは醤油とお酢が強く、さっぱりとしていたり器がしっかりと冷えていたりと、夏にぴったりのつけ汁になっています。
麺は昔ながらの中太多加水。トッピングは刻み海苔と茹で卵。なんか巣みたいなビジュアルですな。麺量もちょうど良い、平均的な塩梅です。今回はお腹が空いていたこともあり、セットでミニチャーシュー丼をつけています。
うまい。これは流行りの冷やしつけ麺とは一線を画しています。
酸味が強くつけ汁自体の味が非常に濃いため、ちょっとだけディップするだけでもがっつり塩気を味わうことができます。どちらかというとつけ麺の味ではなく冷やし中華に近いイメージ。味の深みみたいなものはほとんどないため、非常にあっさりしていて、それが逆に夏の暑さでまいった体にはありがたいのです。
チャーシューも細かくカットされているため、脂や舌触りなど全く気にすることなくいただけます。
こういうつけ麺はささっと食べるのが一番いい感じ。全体的にエッジの利いた、夏にぴったりのつけ麺でした!ごちそうさまです!