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今回お邪魔したのは浅草橋駅から徒歩30秒のところにある「浅草家」。googleレビュー2.8のお店です。家系ラーメンを主軸としていますが、魚介つけ麺も置いてあります。え?って思う方もいるかもしれませんが、魚介つけ麺をサイドに置いているお店は本場家系ではない、大衆に寄ったチェーン店などでたまに見かける光景です。
にしても、googleレビューで2.8の家系ラーメン屋ってあんまりないと思うんですよね。このお店ではレビューを見る限り、接客の悪さが第一の理由の模様です。
そんな中前から気になっていたわけでもなく、たまたま本当に、電車乗り換えの都合で浅草橋駅で25分の時間が空いたので、それならまあ、いってみてもいいんじゃないかな〜くらいの気持ちで向かうことにしました。
正直、ここで記事を書くつもりもそこまでなかった感じです。
入店すると気だるそうに厨房で鍋を振ってる女性店員が1名。あ〜なるほどねって感じでしたが、特段毒や害もなさそうな感じ。食券を出すと片言ですが「あつもり、ひやもり」との確認をいただいたので、ひやもりでお願いしました。う〜ん、そこまで酷くはない。このブログで紹介した中でも、長浜やに比べたらそれほど陰気なオーラもない。
もしや、私生活で何かいいことがあったか?とかどうでも良いことを考えます。
さすが大衆化した家系ということもあり、卓上調味料はいろんなのが揃っています。
注文から10分ほどで到着です。
専用の黒い皿があるのが意外な感じ。ちゃんと食器は揃えているんだな〜。
つけ汁はやはり家系ということもあり、粘度が高く、いかにも鶏が大活躍していそうな感じです。
麺はかなり太めの中太縮れ麺。トッピングにチャーシューと分厚いシナチク、そして形の悪い味玉。思った以上に麺がゴツいのが印象的です。
あれ??
うまいぞ・・・?
いわゆる大衆家系の魚介つけ麺って、もうあれだよね・・・またおま系だよね、と期待していなかったからハードルがガバガバになってしまったのかもしれませんが、これがすごいうまい。
魚介出汁が入っている時点で察し、、、ではなく、しっかりと家系の出汁、特に濃厚な動物の味を感じることができます。後味は家系スープそのものなのです。これは不思議な魚介つけ麺だぞ。
そしてこの麺が硬めで、しっかりとシメられているため味のメリハリと食感がたまらない。めちゃくちゃアツいです。
この分厚いメンマもしっかりと味がしみていて、ものすごく美味しい。
意外にも、そこはかとなく評価の悪いラーメン屋のつけ麺でちょっと感動してしまったのでした・・・。
まあ、接客が良いわけでもないし、水はぬるいし、あんまり綺麗でもなかったのですが、この意外な美味しさを楽しみたい方は一度行ってみると良いかもしれません。
うん、ここから察するに味自体も決して悪いわけではないということでしょう。接客が変わるだけで、相当評価が良くなるお店だと思いました。