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蒲田でつけ麺巡りをしていた際、2店舗目に選んだのがこちらです。
和鉄。場所はJR蒲田駅南側の出口からダッシュで1分、信号に捕まればダッシュで3分くらいの場所にあります。京急蒲田からだとダッシュで5分くらいでしょうか。つけ麺の看板メニューなのでしょうか、お店の名前がそのまま入った「和鉄つけ麺」というメニューがありました。
入る前にちょっとだけググってみたんですが、20年くらいの歴史があるらしくかなり地元に愛されている模様。
時刻はおやつ時とはいえ、この繁華街の中心地で店主がワンオペ。頭が下がります。卓上はこんな感じ。「今月のトッピング」やサービス券、セットメニューなどいろんな工夫がされています。やっぱり長く続けるということは努力を怠らないことなんだなぁ、なんて思っていたりしました。
つけ汁は節の香りの強い、魚介+動物系のシャバ系あっさりスープ。爽やかな香りがたまりません。チャーシューや味玉もしっかりと入っています。カイワレを散らすという盛り付けはもしかすると初めてみたかもしれません。にしてもこの立地、この内容で850円は安いなぁ。ありがたい。
麺は懐かしのザ・中華麺と行った感じ。海苔が乗っているだけの非常にシンプルな感じです。がっつり系のお店に息慣れている方からしたら麺量はやや少なく感じるかもしれませんが、俺にとっては超スーパーミラクルベストボリューム。
これは・・・堅実な味わい・・・。
さっぱりしていて非常に美味しい。塩気も程よく、節の香りが鼻から抜けます。なんというか、食べることにストレスを一切感じないので、体に良いのではないかと思ってしまうレベルのつけ麺なのです。
そして年季を感じます。さすが20年間も変わらない味を提供しているお店ということだけあり、もう安定感と完成されている感が段違い。蒲田に住んでいたら和鉄のつけ麺が「懐かしの味」になっているんだろうなぁ。
チャーシューは茹ですぎか、舌触りがパサパサで、かといって味も染みているわけではないのです。今主流のどのチャーシューとくらべても勝ちはしないと思うのですが、しかしながらそこがまた安定感、安心感の材料の一つになっている気がします。こういうのも全部ひっくるめて、「地元で愛されてきた和鉄」なのだと思います。
店主の無骨な感じも、そっと渡されるサービス券も、全部が居心地が良くて素敵な店でした。ごちそうさまです!!