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荒川区町屋にある、地元民に人気のお店に行ってきました。
都内ではアクセスの悪さから知名度は低め。実際話題を耳にすることもありませんでした。なんたって最寄駅は日暮里・舎人ライナーの「赤土小学校前」、もしくは都電荒川線の「東尾久三丁目」という、なかなかお目にかからない路線と駅名。主要線で行くならばメトロ千代田線か京成本線の「町屋」から徒歩で15分、もしくは田端駅から徒歩20分。確かにちょっと遠いなぁ〜って思いますよね。
しかしながらちょっと暇なつけ麺好きの方、ぜひ行ってみてください。絶品のつけ麺が食べられます。
店構えはこんな感じ。俺が入ったのは昼過ぎだったのですが、カウンターは3名ほど。帰る頃には満席になっていました。まだ人の出が回復していないためか、スムーズに入ることができましたが、普段は常連さんや地元の方で待ち客もいるのだそう。
卓上はこんな感じ。お水はレモン水です。
ご夫婦で経営されているらしく、ホスピタリティ溢れる接客でした。なぜ夫婦でやってる麺屋さんのホスピタリティってこんな意識高いんだろうか・・・。
卓上の調味料はかなり多め。特にこれだけ意識の高い個人経営のお店ではとくに珍しい感じがします。左端から、卵かけご飯専用醤油、お酢、だし醤油、にんにく、一味、胡椒、魚粉、そしてホアジャオ。ホアジャオは最近だと上野の六厘舎のトッピングにあるという噂を聞きましたが、実際につけ麺屋で遭遇するのは初めてです。
注文は中盛りまで無料とのこと。もちろん並盛りをお願いしてしばし待ちます。頭の中で般若心経を唱えながら待ちます。
めちゃくちゃうまそうじゃないか!!なんだこれ!!
つけ汁からは丁寧さしか感じません。盛り付けの丁寧さは味の丁寧さの指標になっていると思います。にしてもすっげーいい香り。ちょっととろみがある感じがします。得つけ麺はチャーシュー2種4枚、味玉、のりがトッピングです。
麺は自家製麺とのこと。中太ストレート。こちらの皿はいたってシンプル。カイワレがちんまりと乗っています。
うわ、うまっ・・・。
すっごいうまい・・・。
Wスープのバランスが絶妙です。豚骨っぽさがやや強く、パンチがあります。でも、すごいびっくりしたのはこの自家製麺。もちもちの食感でいて、麺にしっかり味がついているんです。すごいなぁ、こだわりを感じます。めちゃくちゃうまいぞ、どういうことだ一体・・・。
そしてこの2種類のチャーシューがまたうめえんだ・・・。しっとりとしていて非常に柔らかい。もう、抜群の出来です。やっぱり予想通り、全てにおいてめちゃくちゃ丁寧。
いや本当に美味しい。
後半はいろんな卓上調味料を試してみましたが、いいですねぇ。魚粉を入れて魚介つけ麺にしても、全然いける。
最後にホアジャオを使ってみると、これすっごい合うんですね。一味も足してピリ辛にして食べると、もうすごいいい感じ。
惜しみながら最後まで食べきって、卓上で用意されている割りスープもしっかりいただきました。最後の最後にレモン水をいただくと、全てが予定調和のごとくシャキッとなります。こりゃいいや。
いやはや、ここはいろんな人にお勧めできるお店です。
美味しいつけ麺、ごちそうさまでした!