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どうも、せきどです!
今回は荻窪の有名店にして、「荻窪ラーメン」を世に知らしめたお店、「春木屋本店」さんの期間限定のつけ麺を食べてきましたのでご紹介します!
荻窪駅北口から徒歩1分のところにある春木屋本店。春木屋はこちらの本店と、暖簾分けが吉祥寺店にありますね。また、荻窪には少し歩いたところに「春木家本店」という、蕎麦やラーメンを提供するお店があります。「屋」と「家」の違いですが、こちらは親戚のお店なのだそうです。
創業は昭和6年。なんと戦前です。ラーメンをやり始めたのは、戦後物資が安定してから。とんでもなく古くからの歴史のあるお店で、昭和の著名人で春木屋を絶賛している方も多数いたとのことです。
あと10年で1世紀続く超老舗で、今でもなお人気のあるお店というだけですごいのに、吉祥寺店はさらに試行錯誤を繰り返し新たな味に挑戦してるんだからなおすごい。
この日はお昼前。11時半くらいだったのですが、すでに店前に行列ができてました。待ち6名くらい。店外にある券売機で先に食券を買ってから列に並びます。並んでいると店員さんが先に食券を預かってくれるシステム。
15分ほどして入店。奥のテーブル席に案内されました。手前側に長いカウンターがあり、奥の小部屋にテーブル席があるという作り。年季が入っていますがとても清潔にされている感じが伝わります。卓上調味料はお酢、胡椒、一味。
平打ちつけ麺 950円
つけ汁は元楽のような冷やしかと思いきや、あったかい清湯スープでした。節と動物系のWスープでしょうか、キレのある醤油とやや甘めで酸味の利いた昔ながらのスープ。これはいつ食べても美味しいやつです。具は刻まれたチャーシューとめんま、ネギが入っています。
麺は平皿に乗って登場です。ワシワシ系で歯応えのある自家製の平打ち中太ちぢれ麺。その上に刻み海苔がちょろっと乗っかっています。麺を冷水でしっかりしめてるだけでなく、器からキンキンに冷えてました。
スープにつけて食べるのですが、まぁなんと言っても麺が美味しい。小麦が香り高いのはもうその通りなのですが、何よりこの不均等な縮れ具合の平打ち麺が素晴らしいんです。あっさりしたスープを持ち上げるだけでなく、食感がもう楽しくて楽しくてしょうがないんです。
そしてこのキンキンに冷えた麺と温かいスープの組み合わせ。必然的に、とにかく箸が進むんです。進むというより、早く食べねばという謎の使命感に襲われるやつです。ずるずるっと啜りまくっていくうちにあっという間に食べ終わってしまいました。うぬぬ、これは大盛りでも全然よかった。いや、もうちょっと食べたかったな〜という思いがまたそのお店に足を運ばせるのだ。
ごちそうさまでした。期間限定はつけ麺だけではなく、夏季には冷やし中華、冬季には味噌ラーメンもあるようです。気になった方は是非足を運んでみてください!