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せきどです。
今回は、ラーメン二郎新宿歌舞伎町店にやってきました。実は二郎は10年ぶりくらい。学生時代、一番最初に友達に連れてきてもらった二郎がここの新宿歌舞伎町店。その時ドバッと出たドーパミンとアドレナリンのせいで、以後の大学生活、隙を見つけては仙川と野猿街道の二郎にしょっちゅう行ってました。
当時はもう少し手前というか、新宿駅寄りに店を構えていたのですが、いつ場所が変わったんだろう。見た目が以前よりだいぶ賑やかです。歌舞伎町店は量も接客も初心者向けというか、初めていく際にはハードルがあると言われている二郎の店舗の中でも、比較的優しめのイメージがあります(10年前のイメージのまま脳内更新されていません)。
そしてちょっと調べたところつけ麺のメニューがあるじゃないですか。直系のお店でつけ麺があるのは珍しいのだそうです。この10年間で一気に消化器系のレベルが下がった俺にとっては、昔のように食べ切れるのかという一抹の不安があったのですが、つけ麺のメニューがあることを知ってしまったらもういくしかない。
開店直後のため、お客さんは少なめ。食券を購入し着席します。なるほど、食券を折っていると麺の硬さを変えたいという意思表示になるようですが、特に気にしないためそのまま提出しました。
茹で上がりを待っていると、さすが二郎。どんどんお客さんが入店してきます。最終的には満席状態に。麺が茹で上がると、一人一人トッピングを尋ねられます。俗にいうコールというやつですな。
どうやらお客さんの中では俺だけがつけ麺をチョイスしていたらしく、店員さんが俺に言い放った言葉は、「つけ麺さんはどうしますか?」。
理由はともかく、「つけ麺食べたい」を開設し、以後つけ麺を食べ続け、初めて言われた「つけ麺さん」という呼び名。最初は「普通で」、と言おうとしていたのですが、この瞬間なんか妙に気合が入りまして、「全マシで」と答えていました。
つけ麺 全マシ 850円 味玉 100円
全マシは、ヤサイ、ニンニク、アブラ(背脂)、カラメ(醤油)の全部を増すということだと思います。
つけ汁は湯気がすごい。豚の香りが素晴らしいです、そう、この香りだ。マシにした背脂とニンニクがガッツリ入っているほか、豚もドカンと2枚ほど入っています。底を掬うとめんまも。
麺皿はこんな感じ。ちょっと見えづらいのですが、麺は平打ち縮れ麺。その上にのりが散らされてあります。追加トッピングした味玉と、ヤサイがこんもりと盛られています。麺量、ヤサイともにやっぱり歌舞伎町店は優しめサイズですが、これでも俺的にはかなりの量。
しかしながら、このキャベツともやしの香りが、本当に食欲を誘うんですよね〜。
一口食べた瞬間に、行けるという確信。
二郎の潔いほどパンチの強いスープで、その上アブラをコールしているため、胃がもたれるレベルであぶらが入っている前提で聞いて欲しいのですが、それでもつけ麺ならではの酸味がつけ汁の味を引き締めてくれています。美味い。麺は短めですがしっかりシメてあるためコシを感じることができます。美味い、美味いぞ・・・!
まるで10年前の胃袋のようだ・・・箸がガンガン進んでいく・・・!
豚もしっかり存在感のある食べ応え抜群の豚だけど、全然食べれる。これはもう、完全にアドレナリンが出ています。食べた直後に脂質を体が分解するモードに入っている気がします。
もう今の俺は衰えを知らない。怖いものなどないと、ガンガン食べ進めていき、どんどん失速。普通に失速。
このアブラを食べた瞬間に魔法がどんどんと解けていってしまいまして、最後は無理矢理かっこむカタチでの完食となりました。いや〜、すごい食った。頑張った俺。前述しておりますが、大でなければ、麺量は一般的な麺屋さんのつけ麺の麺量とほとんど違いがないレベルでした。
ということで、食べ終わった後は近くのカフェでちょっと休憩してから帰宅しました。ごちそうさまでした!
最後以外はものすごく美味しかったんです。アブラマシしなければ、普通に最後までめちゃくちゃちょうどよく美味しく食べられたんじゃないかと思います。軽めに二郎を食べたい方や、二郎に行ってみたいけどルールを知らなくてまだ行けてない方には、歌舞伎町店はとてもいいお店だと思います!
つけ麺もおすすめですが、ラーメンも美味しいと思います!気になった方は是非!
現在、首都圏では新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が出ておりますが、当記事は政府の要請、方針に則った上で作成しております。また、非常事態宣言の影響で営業時間・定休日が記載と異なる場合がございますのでご注意ください。